2026年8月29日
残暑期のおむつかぶれ対策|蒸れとにおいを防ぐ排泄ケアの工夫
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残暑の時期こそ気をつけたい、おむつまわりのトラブル
暦の上では秋を迎えても、9月はまだまだ暑さが残ります。この時期、実は多くの介護者が「おむつのかぶれがひどくなった」「においが夏よりきつい気がする」と感じています。気温は下がり始めているのに湿度が高い日が続くため、おむつの中が蒸れやすく、肌トラブルが起きやすい季節なのです。
「毎日ケアしているのに、なぜか肌が赤くなってしまう」「においが気になって、ご本人が外出を嫌がるようになった」——そんなお悩みを抱えていませんか。この記事では、残暑期特有のおむつトラブルの原因と、今日から実践できる対策、負担を減らしてくれるおすすめ用品をご紹介します。
なぜ残暑期にかぶれやにおいが悪化するのか
気温差による皮膚の変化
9月は日中の気温は高くても朝晩は涼しくなり、体温調節機能が乱れやすい時期です。特に高齢者は発汗調節がうまくいかず、おむつの中に汗と排泄物の水分がこもりやすくなります。これが蒸れを招き、皮膚のバリア機能を低下させる原因になります。
湿度の高さがにおいを強くする
湿度が高いと雑菌が繁殖しやすくなり、においの原因物質が発生しやすくなります。夏本番より風通しが悪くなる室内環境も重なり、においがこもりやすいと感じる方が増えるのもこの時期の特徴です。
今日からできる蒸れ・かぶれ対策
1. おむつ交換のタイミングを見直す
「決まった時間に交換する」だけでなく、汗をかきやすい時間帯(午後の暑い時間や就寝前後)は一度チェックする習慣をつけましょう。少しの工夫で、肌が湿った状態でいる時間を短くできます。
2. 通気性の良いおむつ・パッドを選ぶ
近年は通気性素材を使ったおむつやパッドが増えています。表面がさらさらとした肌触りで、湿気を外へ逃がす構造になっているものを選ぶと、蒸れによる肌トラブルをぐっと減らせます。特に敏感肌の方には、低刺激素材でかぶれにくいタイプがおすすめです。
3. 保湿と保護を両立するスキンケア用品を活用する
おむつ交換の際、洗浄後にそのまま乾燥させるのではなく、皮膚保護クリームや撥水性のあるローションを使うことで、排泄物や汗による刺激から肌を守ることができます。毎回のケアに数十秒プラスするだけで、肌トラブルの予防につながります。
においが気になるときの工夫
消臭機能付きおむつ・処理袋の活用
最近は消臭ポリマーを使用したおむつや、においを閉じ込める専用の処理袋も充実しています。これらを使うことで、交換時だけでなく保管中のにおいも軽減でき、介護者の心理的な負担も減らせます。
室内の換気と消臭対策も忘れずに
おむつ本体のケアだけでなく、部屋全体の換気や消臭剤の使用も効果的です。特に残暑期は窓を開ける時間帯を工夫し、湿気がこもらないようにすることが、におい対策の基本になります。
介護者自身の負担を減らすという視点も大切に
排泄ケアは毎日のことだからこそ、「完璧を目指さない」ことも大切です。すべてを手作業で行おうとすると、身体的にも精神的にも疲れがたまってしまいます。通気性の良いおむつや消臭グッズ、保護クリームなど、便利な用品に頼ることは決して手抜きではありません。むしろ、ご本人の肌を守り、介護者自身の心と体を守るための賢い選択です。
また、こうしたケア用品は介護保険の対象になる場合もあります。ケアマネジャーに相談しながら、無理のない範囲で取り入れていくとよいでしょう。
まとめ
残暑が続く9月は、気温差と湿度の高さから、おむつによる蒸れやかぶれ、においの悩みが増えやすい時期です。交換タイミングの見直し、通気性の良いおむつやパッド、保湿ケア用品、消臭グッズをうまく組み合わせることで、ご本人の肌トラブルを防ぎながら、介護する側の負担も軽くすることができます。
すべてを完璧にこなそうとせず、便利な用品やサービスを味方につけながら、この時期を無理なく乗り越えていきましょう。まずは今日のおむつ交換から、通気性素材やスキンケア用品を一つ取り入れてみてはいかがでしょうか。