2026年7月18日
夏のおむつかぶれ・においを防ぐ排泄ケアの工夫
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夏になると増える「おむつの悩み」、あなたも感じていませんか?
気温も湿度も高くなるこの季節、「おむつを開けたら肌が真っ赤になっていた」「以前よりにおいが強く感じる」「交換してもすぐに蒸れてしまう」——そんな悩みを抱えている介護者の方は少なくありません。冬とは違う夏ならではの排泄ケアの難しさに、毎日向き合っているご家族も多いのではないでしょうか。
この記事では、夏場に起こりやすいおむつトラブルの原因を整理しながら、少しでも介護者の負担を減らせる具体的な工夫や便利なアイテムをご紹介します。
なぜ夏はおむつトラブルが増えるのか
夏場は気温・湿度が高いため、おむつの中が蒸れやすくなります。さらに汗の量も増えることで、肌が湿った状態が長く続き、かぶれやただれの原因になりやすいのです。加えて、汗や皮脂の分泌が増えることで、排泄物のにおいがこもりやすくなるのも夏特有の悩みです。
また、熱中症予防のために水分摂取量を増やす方も多く、それに伴って排尿の回数や量が変化することもあります。「思ったより早くおむつがいっぱいになってしまう」というケースも、この時期はよく見られます。
皮膚トラブルのサイン
肌が赤くなる、かゆがる様子を見せる、皮膚が湿ってふやけたようになっている——こうしたサインが見られたら、すでに蒸れやかぶれが始まっているサインかもしれません。早めの対処が悪化を防ぐカギになります。
蒸れ・かぶれを防ぐ具体的な工夫
通気性の良いおむつを選ぶ
夏場は、吸水力だけでなく「通気性」を重視したおむつ選びが大切です。最近は、メッシュ素材やエアスルー構造を採用した夏向けの紙おむつも増えています。肌に触れる部分の蒸れを軽減する工夫がされている製品を選ぶことで、かぶれのリスクを下げることができます。
こまめな交換とやさしいスキンケア
暑い時期は、普段よりも少し交換の間隔を短くすることを意識してみましょう。交換の際は、ゴシゴシ拭くのではなく、肌にやさしい流せるおしり拭きや泡タイプの洗浄剤を使い、こすらず包み込むように汚れを落とすのがポイントです。
交換後は、しっかり乾かしてから新しいおむつを当てることも大切です。うちわや小型の扇風機で軽く風を送るだけでも、肌の乾燥を助けることができます。皮膚保護クリームやワセリンを薄く塗ることで、摩擦や湿気から肌を守る効果も期待できます。
気になる「におい」対策のポイント
夏場のにおいは、介護者にとってもご本人にとっても気になるポイントです。最近では、消臭効果の高い防臭袋や、消臭ポリマー配合の紙おむつなど、においケアに特化したアイテムが多く販売されています。使用済みおむつはすぐに密閉できる袋にまとめることで、部屋全体のにおいのこもりを防ぐことができます。
また、こまめな換気や、消臭スプレーの活用も効果的です。においの元をためない工夫を重ねることで、快適な生活空間を保ちやすくなります。
水分補給と排尿量の変化への備え
熱中症予防のために水分摂取が増えると、それに合わせて排尿量や回数も増えることがあります。「日中用は通常タイプ、就寝時は吸収量の多いタイプ」というように、時間帯や活動量に応じておむつやパッドを使い分けることで、漏れや交換頻度の負担を減らせます。
特に夜間、家族がぐっすり眠れるようにするためにも、吸収力の高い夜用パッドを重ねて使うなどの工夫は、多くの介護者から支持されています。
介護者自身の負担を減らす工夫も忘れずに
排泄ケアは、される側だけでなく、支える側の心と体にも大きな負担がかかります。防水シーツやおねしょ用マットを活用すれば、万が一の漏れがあっても寝具全体を洗う手間が省け、後片付けの負担がぐっと軽くなります。
また、使い捨て手袋やお手拭き用のウェットシートをまとめて用意しておくと、交換のたびに準備する手間が減り、暑い時期の作業もスムーズに進められます。こうした小さな工夫の積み重ねが、日々のケアを続けていくための大きな支えになります。
まとめ
夏場の排泄ケアは、蒸れやかぶれ、におい、排尿量の変化など、季節ならではの悩みが重なりやすい時期です。だからこそ、通気性の良いおむつ選び、こまめな交換とスキンケア、消臭アイテムの活用、そして介護者自身の負担を減らす工夫を組み合わせることが大切です。
すべてを完璧にこなそうとせず、便利な用品の力を借りながら、ご本人にもご家族にも無理のないケアの形を見つけていきましょう。まずは今日、気になっていたアイテムをひとつ試してみることから始めてみませんか。